ヘブライ語の著名な作品

ヘブライ語が用いられた文章・記述として最大のものは、なんといっても聖書(旧約聖書)です。

ヘブライ語は20世紀半ばまでの約2000年間、日常言語として用いられてこなかった経緯があります。20世紀に奇跡的復活を遂げましたが、大衆的な文学作品を生み出す地盤がなかったため、文学史上の積み上げは他言語に比べて乏しい状況といえます。

ヘブライ語が日常言語として復活を遂げた経緯からは、ベン・イェフダーが編纂した「ヘブライ語大辞典」は古代ヘブライ語と現代ヘブライ語をつなぐ重要な文献と言えます。

20世紀以降は、アハド・ハアム、アブラハム・イェホシュア、サイイド・カシューア、といった現代ヘブライ語文学の旗手ともいえる文人が多く登場しています。今後はヘブライ文字も名著・名作が続々と登場するでしょう。

pd-inside-89074ちなみに、「我と汝・対話」などの著作で知られる哲学者マルティン・ブーバー(Martin Buber)は、主にドイツ語で執筆していますが、大学で聖書のヘブライ語原典からのドイツ語訳に携わり、ヘブライ大学で教鞭を執るなど、ヘブライ語にきわめて深い造詣を持っています。