日本におけるヘブライ語

pd-jesus-380777日本では、日常生活でヘブライ語を見聞きする機会は少ないと言えるでしょう。ヘブライ語を母語とする人もアラビア語や英語に通じている人が多く、ことさらヘブライ語の案内を必要とする機会はめったにありません。

中東の文化や神学などに関連する施設などでは、ヘブライ語に接する機会があるかも知れません。

なお、西欧では聖書などに登場する聖人や天使に由来する人名が多く、キリスト教圏でも旧約聖書から取られている名前であれば、起源を遡ればヘブライ語にたどり着けます。マイケル、デビッド、ベンジャミン、エマニエルなどの名前は、旧約聖書から取られた名前であり、ヘブライ語に由来します。

日本では「日ユ同祖論」がしばしば巷で話題に上り、日ユ同祖論を通じてヘブライ語(と日本語の共通性)が紹介されることもあります。日ユ同祖論は、かいつまんで言えば、日本語とヘブライ語に、および日本の文化とユダヤ人・ユダヤ教の文化などに、かなりの共通点を多く見出すことができるという見方です。ただし、学術的な裏付けは乏しく、あくまで俗説といえます。

ヘブライ文字はタロットの図案などに登場することが多く、文字自体に神秘的な雰囲気を感じる日本人は多いでしょう。